☆Blog Vol.6☆
2021年5月5日
Vol.6 珍しいミシンをご紹介します。
今回のBlogでは弊社で取り扱うミシン設備の中でも珍しいミシンをご紹介しようと思います。
国内の縫製工場様では海外製品と激しい競争に勝利する為に生産性向上を計るべく省力化ミシンを導入されています。
自動ミシンを2種類ご紹介させて頂きます。
1つ目のミシンはペガサスミシンの「自動バックタック」ミシンです。
バックタックミシンとはオーバーロックミシンの空環を自動的に処理する省力ミシンです。
どの様な縫い目になるか?下記写真をご覧ください。
赤い丸印の部分を見て頂くとバックタックの縫い目は空環が無いのにお気づきですか?
写真からは見えませんが、空環は生地の裏側に一緒に縫いこんでしまっています。
どの様になっているか?・・・上の比較写真をClickすれば動画が見れます。
ご理解いただけましたでしょうか?
動きが速いのでわかりにくいですが、空環が手前に吸い込まれているのが分かりますか?
この状態で生地を縫うと一緒に縫いこまれる仕組みです!
袖口縫いなど色々な工程で後の空環始末がいらないので工程を減らす事ができます。
こんな機械を開発する発想が素晴らしいですね!
このバックタックミシンは私の得意とするミシンのひとつで、恐らく日本で1番販売している
のではないでしょうか!
2つ目のミシンはJUKIのボタン付けミシン(ボタンフィーダー装置付き)です。
ボタン付けミシンは見かけますが、フィーダー装置付きは非常に珍しいのではないでしょうか?
見た目も「自動機」って感じでかっこいいですね。
上の写真をClickすれば動画を見る事ができます。
余りの速さに見えないかもしれませんが、勝手にボタンが供給されます。
手で1個ずつボタンを用意しなくてもいいのでかなり生産性がUPします。
右側に丸い螺旋状のお皿がありますが、このお皿でボタンを整列します。
このお皿の下に振動する装置が入っており、その振動によってボタンが螺旋階段を上がってきます。
裏向きのボタンやサイズの違うボタンは途中で弾き落とされます。
正しい向きのボタンだけがミシン側に供給される優秀な装置です。
こちらも上の写真で動画をご覧いただけます。
面白いでしょ?
弊社ではこの様な自動機関係も多数取り扱っております。(非常に得意としています!)
この設備もゴールデンウィーク明けには納品が決まっておりますがタイミングによっては
実機をご覧頂く事も可能です。 また色々な機械のご提案もさせて頂きます。
ぜひお気軽にお問合せください。
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